放浪苦虫

ほどよい刺激をエサに生きてる。

家庭菜園よりはデカくて農家よりはちっこい畑を始める。

熱出る前とか、熱出してすぐぐらいって、身体のふしぶしが痛くって全身筋肉痛みたいになる。

よくあるのがこの逆で、身体をめちゃくちゃ動かして全身筋肉痛になると、体調を崩したり熱が出たりする。

今も喉が腫れ上がってて、全身が蝕まれているかのように痛む。

なんかアホみたいなこのからだ。

 

畑がしたくてとある田舎に移住したのが去年の春。

いい物件がみつかったのが去年の冬。

そして移住から1年ほど経ってようやく、この春から念願の畑をすることになった。

 

昔ながらの木造平屋一戸建てに賃貸で住んでいて、家の目の前におよそ1/2反の畑がある。

賃貸で畑付きっていうのは、今住んでる地域ではなかなかない。

お隣さんも自分と同じように移住者で農業をしてるらしいけど、畑は家から30分かかるところにあるらしい。

いいタイミングでいい物件をみつけられた。

 

農のことは本気でサッパリわからん。

芋掘りくらいしかしたことない。幼稚園児のときに。

こっちにきて少しふれたり、話聞いたり、本読んでわかったことといえば、はっきりと解明されているようなことのほうが少ないくらい謎に包まれているということ。

正解がない。という感じがする。

有機農業とか自然農とかは特にそんな感じ。

それならそれでやりたいようにやろう。

よさげな方法を自分らのペースで試してみればいいさ。

 

農を生業にする気は無いので、できるだけお金をかけず物を増やさずにやりたい。

倉庫もないし。

草刈機で草を刈り、でかい孫の手みたいなやつで草をかき集め、スコップとクワで耕しながら草や根を除去して畝を成形していく。

これがなかなかの重労働。

でも、空の下で身体を動かすのはすごく気持ちがいい。

全般的に苦手なスポーツではこんな気持ちになることないのになぁ。

固いザクザクの土にクワを入れてふかふかの土を作る。

虫もいっぱいいるけど、畑でみる虫は怖くない。

ただ、家の中は安全地帯であってほしい。脅かさないでおくれ。

あぁ、夏はどうなってしまうんだろう。虫たちと暮らす生活になるのかな?

 

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明日は雨が降るからそれに合わせて今日はじゃがいもの種芋を植え付けた。

じゃがいもってじゃがいもから増えるんですよ。

里芋とか長芋も種芋から増えるって。

面白いなぁ。それを見てみたいなぁ。食べたいなぁ。

野菜作れたら生きてけるよね、だいたい大丈夫だよね、って気がする。

コンパニオンプランツのニラを畝のわきにパラパラ播いた。

ニラの出す成分が、害虫や病気の原因菌を遠ざけてくれるとか。

雨降った後には、先日ガーキンの種を播いた畝のわきに、ディルの種を播く。

これもコンパニオンプランツ

ほとんど覆土しないらしいので、雨の前だと種流れてしまいそうだから、雨の次の日に少し埋める感じで播こう。

 

これからはやるにしても1日1畝を目安にいこう。

もともと貧弱な体がバキバキになって熱出すまでやんなくてもいいや。

やりたくないことや嫌いなことは死ぬほどあるのに、やりたいことや夢中になれることは恐ろしく少ないから、余計なところでやる気そがれることがないように楽しみながらゆきたいな。